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2020.05.20

南伊豆伊浜藻場保全事業

かつて南伊豆町伊浜漁港の周辺では、大型海藻のカジメが密集しアワビやサザエの良い漁場となっていたが、近年の磯焼け現象によりカジメ林は消滅しアワビ等の漁獲量も激減している。またカジメ林は海中生物の産卵場所や稚魚の生息場所として海の生態系になくてはならない重要な役割を果たしている。このため古川組では地元漁師と協力して種苗の設置や母藻の投入、有害魚の駆除などによりカジメ林の復活を5か年計画(H28~R2)で進めている。ここ数年は伊浜漁港内には一年を通じてカジメ林が確認できるようになった、これを契機に港外にもっと広めて行きたい。